ダイビングを楽しんでいたオーストラリアの男性が、シュモクザメに遭遇したというニュースが届いた。男性は何度もアタックしてくるシュモクザメを持っていた水中カメラで押し返し、奇跡的に難を逃れたという。サメに攻撃されながらも無傷だったことから、男性は「本当にラッキーだったから宝くじでも買おうかな」と明かしている。『9News』などが伝えた。
豪クイーンズランド州北部のヨーク岬にあるプリンセス・シャーロット・ベイ近くのマグピー・リーフにて11月25日、ディオン・クリークさん(Dion Creek)はロブスターを捕まえようとダイビングをしていた。手には水中でも撮影可能なカメラ「GoPro」を持ち、美しいサンゴ礁や海の生き物たちの姿を捉えていたという。
周囲にはボートに乗った2人組がいるだけで、水中にいたのはディオンさんだけだった。静かにダイビングを満喫していると突然、ディオンさんの目の前にハンマー型の頭を持つシュモクザメが現れたのだ。
当時のことをディオンさんはこのように明かしている。
「ちょうどGoProの調節をしようとした時、視界の隅にサメの姿が映ったんです。こっちに寄って来たので押し返しましたが、またやってくるのでもう一度押し返しました。それでもサメは諦めずにやって来ました。押し返すことしかできないので、3度目も必死にそうしたのです。」
ディオンさんの前に現れたシュモクザメは、