虹プロの東京予選で歌声を聴いたプロデューサーのJ.Y.Parkが歌い方の癖を指摘しながら「それ以外は悪いところが見えない、本当に上手」、「次のステージが見たくてワクワクします」と評価したほど素質が感じられた。
東京合宿に進むと、TWICEが好きなMIIHIはダンスも可愛い笑顔でキレキレに踊り「天性のアイドル」を思わせた。なかでも韓国合宿の個人レベルテストでパフォーマンスしたWonder Girlsの『Nobody』は15歳(当時)と思えぬ大人の魅力溢れる表現力を見せた。MIIHIのソロステージを笑顔で見入っていたJ.Y.Parkが「ダンスも歌も完璧で感情もしっかり伝わってきました。練習生には見えませんでした」と絶賛したほどだ。
ただその後はチームによるパフォーマンスをJ.Y.Parkに「今までで一番残念」と評されたところ、MIIHIは「はじめは何も考えずにステージを楽しんでいましたが、最近は指摘されたことなどを考えすぎて、心から楽しめていなかったかもしれません」と話していた。
それでもMIIHIはNiziUとしてデビューする9人に選ばれると、「これがゴールじゃなくてスタートだと思って、これからももっと頑張って良いパフォーマンスを見せたい」とコメントするような頑張り屋だ。リーダーのMAKO(マコ)によるとMIIHIの体調は治療を受けて徐々に回復しているという。
ちなみに今回の『スッキリ』を見て、エレキコミックのライブなどで知られる構成作家の川尻恵太さんはTwitterで「ミイヒちゃんのパート! 代わりを入れないスタイル! 良い!」、日本テレビ『ヒルナンデス!』などを手掛ける放送作家の鈴木遼さんも「ミイヒのパート歌わない感じいいっすね」とつぶやいている。
エッセイストの紫原明子さんは「スッキリのniziu、病気療養で活動休止中のミイヒのパートを誰も代わりに歌わない世界に希望を感じた」という。さらに「信頼関係の中で周りが待てばいいんだよ」と今回のNiziUの行動に共感しつつ、「彼女たちもプロになったとはいえ当然まだ子供なのだから周りの大人たちは体と心をきちんと守ってほしい」と望んでいた。
なおNiziUは10月30日放送のテレビ朝日『ミュージックステーション』に出演して『Make you happy』を披露する予定だ。
画像2、4枚目は『NiziU 2020年9月24日付Instagram「朝晩すずしくなってきましたね~」、2020年9月1日付Instagram「皆さんこんにちは~」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)