「おやすみなさい」と結んだ。
そうした古坂大魔王の一連のつぶやきに、フォロワーから「たまにはまじめなことを言うのですね…(笑)」と軽やかに受け止める声から、「とても同意します。私も今死んでもいいように、今頑張って生きています。いつ死んでも悔いないように生きる。それが人生ですかね?」といったものまで様々な反響が寄せられた。
「死を迎えれば宇宙は無くなる…」の持論には、「哲学者。ほとんどの人は理解不能ですね。あらためて天才なんだな、と思いました」、「難しすぎてよくわかりません ピコ太郎さんからわかりやすいように頼んで下さい!」という声もあった。
「身近な人の死が…哲学を重んじ始めたり、詩人にさせる」というくだりには、「人が亡くなられるのはホント、とても悲しいですが…いろんな人の心の中で生きてくれてると思ってます」、「それぞれの人がそれぞれの立場で目一杯生きていくことが大事なのかなあと思いました。自分も死を背負ってる状態なので、心にしみました」などの反響があった。
昨年11月13日に俳優でタレントの滝口幸広さん(享年34)が突発性虚血心不全で急逝した際に、『古坂大魔王のカツアゲ!』(AbemaTV)で共演した古坂大魔王はショックから追悼の言葉が見つからず、「僕のインターネット番組主戦場時代、紛れもなくあの番組の相方の1人だった。人生は一度。人は皆生まれて死ぬ。知ってるけど理解出来てない…」とツイートしていた。
そのことが思い出されたのだろう。今回のつぶやきにフォロワーから「もしかして滝口くんのことでしょうか。カツアゲの時はありがとうございました、見ていました。役者の中で一番好きな人です、滝口くん。古坂さんが優しくて嬉しいです。ありがとうございます」というコメントが寄せられた。
ちなみに昨年8月14日に公開された古坂大魔王プロデュースによるピコ太郎の楽曲『Everyone must die』は「人は生まれて、死ぬ」をテーマにしたテクノパンク風なナンバーで、『PPAP』とのギャップが国内外から注目された。「ピコ太郎病んでんのか」、「こんなにキャラクターが変わってしまう展開はシェークスピアではあり得ない」といった批判があるなか「死生観を歌った作品、諸行無常とメメントモリ合わせたような新しい一歩を踏み出した秀作」と評す声も見受けられた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)