思い入れの強い作品の一つだろう。脚本家・吹原幸太さんの訃報を知ったのんは、5月20日にブログで「とても楽しくて、新しい配信ドラマの在り方に挑戦した作品でした」と振り返った。
「吹原さんは、演者であるのんの意見も聞いて脚本に取り入れてくださったり、演技以外でもドラマ作りに参加できるのがとても楽しかったです。もちろん演技としても、今までにない役でやりがいがありました」と偲ぶ言葉から、演出家で俳優の吹原さんらしい配慮がうかがわれる。
のんは吹原さんとの作品に思いを馳せながら、「いつかミライさん2、3とご一緒したかった。悔しいなあ…」とやりきれない気持ちを綴っていた。
吹原幸太さんは亡くなる数日前の5月14日、『吹原幸太(PMC野郎)』Twitterで「父が死んでから二十年近く経つが、それ以来母がいなくなる日のことを考えない日は冗談抜きに一日も無い。幸いにして、ここまで元気に過ごしてくれている。覚悟も出来ている。まぁ、スゲー元気なんだけどね!」とつぶやいていた。
その後の訃報を受けて、ファンから「吹原さん…これが生前最後のツイートだなんて寂しすぎますよ…早すぎます…吹原さんの作品、凄く大好きでした! 沢山笑わせてもらいました。感謝しかありません」、「貴方が脚本を手掛けたドラマについて呟いて、いいね頂いたこと、忘れません。太く短い人生を駆け抜けたのですね」と追悼コメントが寄せられている。
画像2、3枚目は『吹原幸太(PMC野郎) 2020年4月17日付Twitter「#繋がれ作家・演出家の輪 トクナガさん、ありがとうございました!」』『【公式】「ミライさん」 2018年10月6日付Instagram「トモロウと話しているときの #ミライさん」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)