強く、健康で“ハッピー”な犬へと変身を遂げた。保護から1年半が経過した現在は、学校を訪問し子供たちに笑顔を届けており、アンジェラさんは「障がいを持つ犬でも愛情を持って育てれば、明るい未来が開けるということを子供たちに知ってもらいたいと思っています。より多くの人々にフレディのように障がいを持つ犬を引き取ってもらいたいのです」と活動を続ける意義を語っている。

ちなみに1万8千人近いフォロワーがいるフレディのFacebookには、後ろ足だけで立ちながらダンスをするフレディのキュートな動画なども投稿されており、「フレディ、大好きだよ」「アンジェラさん、ありがとう。あなたは本当に強く美しい人だ」「フレディこそ希望だよ」「フレディのファンなんだ。応援しているよ」といったコメントが見受けられた。

アンジェラさんは、フレディをはじめとする多くの犬との関わりについてこう述べている。

「フレディの素晴らしいことは『自分が他の犬と違う』と思っていないことです。飼い主にどんな虐待を受けたのかはわかりませんが、過去に人間がしたことを恨んでいるような素振りも見せません。これまでに私が自宅に迎えた犬たちは十分につらい思いをしています。だから私は、犬たちに悲しい思いをさせないように、できる限りの愛情を注いで抱きしめてあげるのです。フレディは健康上の問題も抱えており、あとどのくらい生きられるかはわかりません。でもフレディの前向きで力強い姿は、多くの人をインスパイアしていると確信しています。フレディをはじめとする犬たちのケアをすることで、私の人生はより意義のあるものに変わりました。いつか全ての犬たちに、この恩返しができればと思っています。」

画像は『Ready Freddie　2019年5月30日付Facebook「Here’s a ＃tbt to the very first time Angela and I met in November 2018.」、2019年5月29日付Facebook、2019年6月30日付Facebook「Spread love and vote for me.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）