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writer : ac

【海外発!Breaking News】保護した女性も涙 重度の奇形と障がいを持つ犬、愛情受けて幸せに(米)<動画あり>

22歳の時から犬の保護活動に尽力し、飼い主の都合により捨てられたり障がいがあって引き取り手がない犬を自宅でケアする女性がいる。女性は過酷な環境で生きてきた犬たちを引き取る際に感情的になることはほとんどなかったが、1年半前にチワワのミックス犬と出会った時、これまでにない衝撃を受けて涙が溢れて止まらなかったという。『The Dodo』などが伝えた。

米カリフォルニア州カーン郡テハチャピに住むアンジェラ・アダンさん(Angela Adan)が、メスのチワワのミックス犬に初めて会ったのは2018年11月のことだった。「引き取りが見つかりそうもない」との連絡を受け、車で4時間かけて保護シェルターに向かったアンジェラさんは、重度の障がいを持つ小さな犬を見て「この子を救うのは自分しかいない」と一目惚れし受け入れた。酷く痩せたその犬には“フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)”と名前をつけた。

アンジェラさんは、当時のことをこう振り返っている。

「フレディは怪我をしたままダッフルバッグに詰め込まれ、車の下に捨てられていたそうです。過剰歯で引き取る前にすでに17本も抜歯しており、眼球が突出していました。また生まれつき前足が横に広がるなど重度の奇形を抱えており、歩くことさえできませんでした。」

「面会の日、私がブランケットにくるまれたフレディを優しく撫でると、小さな顏を上げて『助けてくれてありがとう』とでも言っているかのように私のことを舐め始めたのです。フレディが私のことを信頼し、安心しているようにも見えました。」

「自宅に戻ってから、私はフレディを床に置いて身体の状態をじっくりと観察してみたのです。私は今まで保護した犬を見て泣いたことなどなかったのですが、いびつに曲がった足、歩けずにもがく姿、そして痩せて力もない小さな身体に『これまでどんな人生を送ってきたのだろう』と悲しくて心が震え、涙が溢れて止まりませんでした。」

歯が通常よりも多いフレディ(画像は『Ready Freddie 2019年5月29日付Facebook』のスクリーンショット)

フレディはその後、ゆっくりと忍耐強くケアを続けるアンジェラさんの愛情に応えるかのように、

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