「HeadFIT」の取り組みについて次のように語っている。
「これは自己のポテンシャルを最大限に高めるため、最高の自分であるための取り組みです。敵と対峙したり困難な局面に立たされた際に、より優れたパフォーマンスを実現するため、そして一流アスリート並みのレジリエンス(逆境に耐え、回復する力)を培い、日々のストレスに対処できる強い心を養うための試みです。」
ヘンリー王子はまた、“フィットネス”という言葉はどれだけ早く走れるか、どれだけ重いウェイトを持ち上げられるかといった身体的能力だけを意味するものではなく、真に“健康”であるためには心と体を1つに捉え、双方をトレーニングする必要がある―と力説、
「“HeadFIT”であることは“最高のパフォーマンスを達成できる状態”を意味するのです。」
と述べている。
英陸軍兵士としてアフガニスタン駐留の経験があるヘンリー王子は、王室離脱とともに軍事的公務からの引退を余儀なくされた。しかしこのような新たなプロジェクトを通じて、今後もヘンリー王子なりのやり方で軍人コミュニティーのサポートを続けていく意向のようだ。
王室離脱以来「メーガンの言いなり」「“プリンス・ハリー”から“ハリウッド・ハリー”に成り下がった」などと揶揄されているヘンリー王子だが、新たなプロジェクト「HeadFIT」の活動を通じ、今後はイニシアチブの発揮が期待されている。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年12月9日付Instagram「Spotlight on: Endeavour Fund」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)