ヘンリー王子が今月12日、引き続きパトロンを務める英チャリティー団体のスタッフらとビデオ電話を通じて交流した。ヘンリー王子は病気を患う子供を持つ家庭が現在直面する現実に耳を傾けたほか、カリフォルニアでの自身の自主隔離生活について語った。
王室離脱後も、引き続き複数のチャリティー団体のパトロンを務めるヘンリー王子。深刻な病気を患う子供達とその家族が、自宅でスムーズな暮らしが送れるよう様々なサポートを提供する「WellChild」もその1つだ。2007年から同チャリティーのパトロンを務めるヘンリー王子は今月12日、同団体の代表や支援を受けている家族らとビデオ電話を通じて交流、新型コロナウイルスが家族らにもたらす影響や不安に耳を傾けた。
脳性まひやジストニア、側弯症を患う13歳の娘を持つリアン・クーパーさんは、
「娘には週7日、24時間を通じてとてもハイレベルなケアが必要です。」
「(新型コロナウイルスに関する)情報はたくさん出回っていますが、私達のような立場の家族や、複雑な病を抱える子供達に向けた情報は多くはありません。」
「もしケアワーカーの方達が発症し、娘の世話ができないことになってしまった場合、私達にとってかなり致命的な問題です。」
とヘンリー王子に不安な心境を吐露した。
「WellChild」CEOのコリン・ダイヤーさんは、重い病気を持つ子供とともに暮らす家族は、他の社会的立場の弱いグループに比べて見過ごされがちであることや、