ヘンリー王子やメーガン妃、そして8番目のひ孫にあたるアーチーくんとの対話を楽しんだという。
昨年の93歳の誕生日はちょうどイースターサンデー当日であったため、エリザベス女王はウィリアム王子・キャサリン妃夫妻やヘンリー王子とともにウィンザー城内の聖ジョージ・チャペルで行われた特別礼拝に出席していた。メーガン妃は出産間近であったため、昨年も誕生日は女王と会えずじまいであった。そのためバーチャルではあったものの、誕生日当日に女王の顔を見ながら祝福の言葉をかけられたことはメーガン妃にとっても嬉しい出来事であったにちがいない。
ちなみに毎年女王の誕生日には、ハイドパークにて祝砲が放たれるのが常となっている。しかし今年は新型コロナウイルスの余波を受けどこも自粛ムードのため、王室は派手な祝事は「不適切」と考え、今月18日に同イベントを中止することを発表していた。祝砲が中止されたのは、エリザベス女王の68年の在位期間中初めてのことである。また毎年国民と共に盛大にお祝いする6月の“公式誕生日”祝賀式典「トゥルーピング・ザ・カラー」も中止がすでに決まっている。
誕生日は毎年、国民からの祝福や家族の訪問を受けるなどして賑やかに過ごすはずが、今年は夫エディンバラ公フィリップ王配とウィンザー城にて自主隔離生活となったエリザベス女王。例年とは一風変わった誕生日に、カリフォルニアで暮らす孫夫婦やアーチーくんから届いたビデオ電話は女王にとって最高の“バーチャル・サプライズ”になったことだろう。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年4月21日付Instagram「Happy Birthday Your Majesty, Ma’am, Granny.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)