震災で暗くなった日本を応援しているようだと注目されたのである。
Twitter上では、他にも「震災当時、沈みがちな気持ちに飛び込んできたJR九州のCM…目の前の色が変わった」、「ラジオからマイアヒラサワのboom!流れてきたけど これ聞くとJR九州の新幹線開通ムービーと震災を思い出してうるっとくる」、「震災の翌日に開業した九州新幹線。このCMは苦難があろうとも乗り越えようというメッセージなのではと思います。風化させてはならない」などの声が見受けられた。
ちなみにスウェーデン出身の女性シンガーソングライター、マイア・ヒラサワは日本人の父親とスウェーデン人の母親をもつ。2010年から休暇のつもりで日本に渡り宮城県仙台市に住んで活動していたが、2011年1月に東京に拠点を移したところ、3月11日に東日本大震災が発生した。
『JR九州/祝!九州キャンペーン』のCMソング『Boom!』を担当した彼女はテレビ番組からインタビューされるなど注目され、その後も日本のCMやテレビ番組とのタイアップで楽曲を発表している。『マイアヒラサワ』Twitterで「みなさんこんにちは。このツイッター日本語で頑張ります。宜しく!」と更新を続ける親日家だ。
そんな彼女は震災から5年目となる2016年3月11日に、被災地の光景とともに「今この瞬間を生きましょう。明日、何があるかわからないのですから。愛する人たちを思いやり、今ここにあるものに感謝しましょう。私は決してこの日を忘れません」とツイートしていた。
画像は『Victor Entertainment 2011年5月12日公開 YouTube「Maia Hirasawa – Boom! Music Video「JR九州/祝!九州キャンペーン」CMソング」』のサムネイル、『マイアヒラサワ 2016年3月11日付Twitter「今この瞬間を生きましょう。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)