エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】東日本大震災から9年、JR九州のCMが今も話題に「3.11のとき元気もらったなぁ」

2011年3月11日に東日本大震災が発生して9年が経つ。思いもよらぬ新型コロナウイルス感染拡大により、福島県主催の『3.11ふくしま追悼復興祈念行事』が「一般・来賓の参列・献花」を中止、及び「キャンドルナイト」の開催を中止して式典の模様をストリーミング配信することになった。そのように各地で復興行事の中止や変更を余儀なくされる状況だ。いつもとは違う環境で「3.11」を迎えるなか、当時流れたJR九州のCMを思い出す人が少なくない。

Twitter上で「3.11.の後に、一番明るい気持ちになったCMだったなぁ…」、「JR九州のCMに元気を貰ったなぁと思い出す」、「疲れているときはこれをみる 3.11のとき元気もらった 涙出る~ JR九州のCM」と話題になっているのが『JR九州/祝!九州キャンペーン』のCM動画である。

元々はJR九州が2011年3月12日の九州新幹線鹿児島ルート全線開通に向けて企画した大規模イベント「祝!九州縦断ウエーブ」で呼びかけ、沿線に集まって祝福する総勢およそ2万人の人々を試運転列車から撮影したCMだ。

テレビCMは九州限定で3月4日から放映されていたが、3月11日に東日本大震災が発生。未曾有の事態を受けて全線開通のテープカットが中止となり、CMはロングバージョンの放映を一旦取りやめた。

ところがYouTube公式チャンネルでCM動画を公開したところ、全国で話題になった。大勢の人々が集まって祝福する姿とマイア・ヒラサワが歌うCMソング『Boom!』が相まって元気を発信する映像が、

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