ねづっちと言えば、なぞかけが得意で「ととのいました」のキメ台詞が『2010 ユーキャン新語・流行語大賞』でトップ10入りしたものだ。2004年から木曽さんちゅうと組んでいたお笑いコンビ・Wコロンを2015年4月に解散、以降はピンで活動している。その彼が3月8日放送の演芸バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)の演芸コーナーで漫談を披露したところ、Twitter上で「笑点は無観客なのかな? と見ていたらねづっちがピンで出とることに驚き!」、「笑点でねづっち出てたけどやっぱすげえな おもしろ」と話題になった。
今回放送された『笑点』はまだ観客を入れており、ねづっちは東京オリンピックをテーマに「金メダル」をかけたネタを連発して笑いを取った。入りで手応えがあると「こういう感じが続くので、早めに慣れないとお互いに地獄の時間を過ごすことになりますよ」と投げかけて観客を和ませる話術はさすがである。
さらに妻との日常会話でネタが滑るという生活感のある話題から、ピンク・レディーのミー(未唯mie)と仕事をしたエピソードにつなげるあたり、観客の世代を考えたのだろう。懐かしいヒット曲の数々をネタに散りばめて「今のくだりは、ミーさんではなくケイさん(計算)でやってみました」と落として笑わせた。
ねづっちはオンエア後、Twitterで「ピンになった時に目標の1つにしていた番組だったから決まった時嬉しかったなぁ」と感慨深げにつぶやいた。800名の観客を前に行った収録を「緊張と幸せを感じながらネタをしたなぁ」と振り返りつつ、オンエアを見た妻から「てめー、私のことネタにし過ぎだろ!」と怒られたことを明かしている。
彼のツイートには、