生後5か月を迎えたばかりのテディ君に奇跡が起こった。誕生から157日目にして初めて笑ったのだ。その様子は撮影されてFacebookに投稿されており、父親のマイケルさんが「ハイ、バディ…。そうか、ハッピーなんだね」と嬉しそうに語りかける声が録音されている。またアレクサンドリアさんの「アイ・ラブ・ユー。アイ・ラブ・ユー。もう泣きそうだわ。オー・マイ・ガー。あなたはとても美しいわ。笑っているのね。アイ・ラブ・ユー…」と感極まった優しい声も背後で響いていた。
アレクサンドリアさんはテディ君について、次のように明かした。
「2度目の手術で脳卒中を起こしてからは、テディの脳がきちんと機能しているのか、はたして笑うことができるのか、ずっと不安だった。でもテディはいくつもの障がいを乗り越えて未来に向けて一歩踏み出したわ。あの笑顔こそ希望の光。私たちにとってはとても意味のあるものだったの。」
「HLHSは難病だけど、あの子は確実に成長しているわ。これから歩む道がどんなに曲がりくねっていても、山や谷や障がいがあっても、私たちは“愛”で乗り越えてみせる。私はいつもこう言うの。『テディの心臓は半分だけど、2倍の“愛”を作り出してくれるんだ』ってね。」
なお数週間後に3度目の手術が予定されているテディ君だが、アレクサンドリアさんは「あの子は強い意志を持ったファイターよ。自宅に連れて帰れる日が来ることを今から楽しみにしているわ」と力強く語った。
ちなみに動画を見た人からは「この子は強い。力をもらった」「感動した」「涙が止まらなかった」「癒された」というコメントや、「テディ君、これからも頑張って」「負けないで」といった応援メッセージが多数あがっている。
画像は『ABC News 2020年3月5日付「Baby who had 2 open-heart surgeries smiles for 1st time in hospital」(Alexandria Nelson)』『Falling Right Side Up 2020年2月14日付Facebook「LOVE GROWS.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)