ジャニーズ事務所に所属する俳優でタレントの風間俊介が、2月6日放送のTBS系バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』で16歳の時に出演したドラマ『3年B組金八先生』の第5シリーズについて語った。彼が演じた兼末健次郎は優等生の仮面をかぶりながら、クラスを牛耳って学級崩壊を起こす裏の顔を持つ役柄だ。風間俊介を世に知らしめた作品でもあるが、地元ではヤンキーに絡まれたという。また、金八先生が生徒たちをビンタした後に語りかけるシーンでは「俺だけは絶対に泣いちゃいけない」と胸に秘めていたという裏話を明かした。
風間俊介は『金八先生』のおかげで街を歩くといろいろな人から声を掛けてもらえるようになったのは嬉しかったが、ヤンキーたちがドラマに感情移入して「おい、俺分かってんかんな! 裏で悪いことしてんの!」「お前、調子乗んなよ! 観てっかんな!」と絡んできた時は「なんてピュアなんだ」と意外に思ったそうだ。
『金八』第5シリーズでは、武田鉄矢演じる金八先生が教室で生徒たちを立たせて数人にビンタする場面がある。『THE夜会』でその映像を流した際にナレーションは「涙の体罰シーン」と紹介した。
金八先生は最後に兼末の前に立つと「けんじろう」と微笑みかけて激しくビンタした。愛の鞭である。生徒に手を上げた金八先生は黒板に手を掛けて背中を見せ、自分を責めるように「はい、席についてください」と繰り返すのだった。
風間俊介はそのシーンを見て「本当にビンタしたけど、女の子も1人いたのでこめかみ辺りを狙った」と当時を振り返り、