その後ラナは30日間にわたるツアーを延期すると発表したのだ。
『サタデー・ナイト・ライブ』で彼女のパフォーマンスを見た視聴者達は、次のようにツイートしていた。
「ラナ・デル・レイの新曲は“みんなが歯磨きをして、寝る用意をする間の音無しテレビ”だね。」
「ラナのテンションにぶっ飛ばされることを期待してたのにな。SNLは、そろそろ本物のバンドを出さないと。」
「ラナを愛してる。でも、あれはめちゃくちゃだった。」
女優で歌手のジュリエット・ルイスは「SNLでこの歌手を見るのって、12歳の子供が自分のベッドルームで歌って踊るふりをするのを見てるみたい」とツイートした。このあともラナのパフォーマンス姿をコメディアンがモノマネするなどして、彼女は相当動揺してしまったそうだ。そのためマネージメント側がツアーをキャンセルすると決断したという。
しばらくしてからラナは米音楽誌『ローリングストーン』のインタビューに応じ、「実際には、満足してたのよ。私は綺麗に映ってたし、上手く歌えてたわ」と語っていた。
今回のキャンセルは病気により声が出なくなったことが理由で、医師の判断によりツアーをキャンセルしたが、彼女のファンたちは次のようにツイートしている。
「ラナがツアーをキャンセルしたけど、それほど大げさに捉えていない。私自身、過去にもっとひどいことが起こっているから。」
「まさか、ラナはツアーの全部をキャンセルしていないよね。すでにパリ行きの航空券とホテル代を払ってあるのに。」
突然のツアーキャンセルにがっかりしたという声があがる中、ラナを応援するツイートも見られた。
「ツアーをキャンセルしなくちゃならないなんて、可哀そう。しっかり休養して、早く回復して。近い将来、ライブを観るチャンスが来ることを願ってる。」
ラナ・デル・レイは今年6月のグランストンベリー・フェスティバルへの出演が決定しており、ピラミッド・ステージでパフォーマンスを行う予定だ。
画像は『Lana Del Rey 2018年11月6日付Instagram「The Oscars of Science」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)