エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】小泉進次郎、来年1月に生まれる子に「プラスチックごみが魚より多い海は未来に残したくない」と訴え

小泉氏は「どう感じます? こういったことを見たくない人もいると思います。私は本当に胸が痛みました。あんなに痛そうにしている亀の姿は初めて見たし、それが起きている原因は我々人間社会が生んでいるものです」と語りかけた。そして「私は来年1月に子供が生まれますが、30歳に子供がなったら海はプラスチックごみの方が魚より多い―そういう未来は残したくないと心から思った。この思いが私を今、動かしています」と熱弁をふるった。

漁網に絡まった亀

実際の取り組みとして「来年からレジ袋の有料義務化、この方向で進めています。コンビニ、スーパー、ドラッグストア、あらゆるところでやっていきます。スターバックスも来年の1月からは紙ストローになります」と今後の動向を紹介した小泉氏。さらに「京都府亀岡市は来年なんと全国で唯一レジ袋禁止条例を出されるということでした」と積極的な自治体も挙げた。先日亀岡市長と対面した小泉氏は「私が写真で持っているエコバッグは地元がパラグライダーが有名で、そのパラグライダーで使わなくなったものをおしゃれにしてエコバッグにしている」と明かした。

亀岡市長と偶然同じマイボトルを持っていた小泉進次郎氏 マイボトルも推奨

小泉氏は「ぜひ皆さん、何でもいいです。1つでもいいです。何かひとりひとりができること、そして企業の皆さんができること、自治体の皆さんができること、その全体をしっかりと前に進めていくことができるような後押しを環境省はしっかりやっていきたいと思いますので、ぜひともにソーシャルイノベーションを実現しましょう」と力強く呼びかけた。そして「何か1つでも皆さんの力になれば幸いです。来月COP25頑張ってきます」と国会へ向かうため降壇すると大きな拍手が沸いた。

「ひとりひとりができることを」と小泉進次郎氏

今年で4回目を迎える『日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2019(SIF)』では、今回は「行動から始まる、新時代。」がテーマ。多様な社会課題を取り上げた12のフューチャーセッションや、次世代の社会起業家を輩出するアワードなど多様なプログラムを12月1日までの3日間にわたり東京国際フォーラムにて提供する。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

小泉進次郎氏、COP25に意気込みも

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