今年9月に男性最年少38歳で入閣し、環境大臣を務めている小泉進次郎氏。プライベートでは今年8月にフリーアナウンサーの滝川クリステルとの結婚と第1子が誕生予定であることを発表し、公私ともに注目を集めている。その小泉氏が29日、東京国際フォーラムで開催された『日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2019(SIF)』にて基調講演を行った。現在世界で問題になっている海洋プラスチックごみについて1本の動画を紹介し「本当に胸が痛みました」と漏らした小泉氏は、私たちひとりひとりが自分にできることに取り組む必要性を訴えた。
SIF基調講演で海洋プラスチックごみ問題についてこのままだと「2050年に魚よりプラスチックごみが多くなる」という衝撃的な事実を明かし、「それをなんとか食い止めたい」と意気込んだ小泉進次郎氏。実際に日本の海岸に流れ着いた中国語や韓国語やロシア語の文字が印字されているプラスチックごみを写真で紹介し、「今日は何かのきっかけになればと思って1つの動画を用意しました」と短い映像を流した。
会場のスクリーンに亀の顔のアップが映ると、その鼻の穴にはプラスチックストローが刺さっている。それを人間がピンセットのような器具で抜こうとするがなかなか抜けない。次第に亀の鼻の穴から赤い血が流れるがそれでもストローは抜けない。亀は痛そうに口を大きく開けたり、苦しそうに頭を動かして嫌がったりしている。しばらく苦心したがようやくストローが抜けると、それはなんと長さ15cmぐらいもあった。それがすっぽり亀の鼻の穴に刺さっていたのだ。
この映像には聴講者たちからも小さな悲鳴のようなものが聞こえたが、