ネズミに50か所以上噛まれた生後6か月の男児、手指先を食いちぎられる重傷(…
Rank.1
白肌色のミミズ状の虫が小腸にびっしりと蔓延っていた。体内に入り卵からふ化した幼虫が小腸を通り抜けて肺で成長し、再び小腸に戻って成虫となるまでに2~3か月かかるとされ、成虫は大きいもので約50センチにもなる。駆虫せずに放置した場合は感染者の成長が妨げられ、腸閉塞を起こすこともあるそうだ。
ちなみに寄生虫の感染は、子供ばかりとは限らない。3月にはインド北部に住む18歳の少年が脳に嚢虫が寄生する「神経嚢虫症」により死亡しており、また昨年9月にはBBQが好きな中国人の男性の脳から10センチの寄生虫が摘出されていた。
画像2枚目は『Journal of Medical Case Reports 2019年5月24日付「Small bowel obstruction complicating an Ascaris lumbricoides infestation in a 4-year-old male: a case report」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)