海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「思い出の場所で」空港の手荷物受取所で結婚式を挙げたカップル(米)

ミシェルさんはクリーブランドに住み、ロンさんはロサンゼルスにいたため2年ほど遠距離交際を続けることとなった。その間ロンさんは、ミシェルさんに会うため飛行機を利用していたが、クリーブランド・ホプキンス国際空港は2人にとって“会える幸せ”と“離れ離れになる寂しさ”という両方の思い出が詰まった場所になった。

後にミシェルさんはロサンゼルスのロンさんのもとに引っ越し、現在は2人の間に可愛い娘が2人いる。年月が経ち、ロンさんはミシェルさんに「僕はもう君のボーイフレンドでいたくない。夫になりたいんだ」と打ち明け、彼女の父親からも結婚の許可を得ることができた。

そんな2人は、初めての出会いの場になったクリーブランド・ホプキンス国際空港の6番手荷物受取所で「結婚式を挙げたい」と願うようになった。空港側は当初、2人の申し出に渋っていたようだが、時間をかけて説得された末に結婚式の場所を提供した。

式当日、同空港の6番と7番手荷物受取所は結婚式場の飾りが施され、およそ125人の招待客が集まり、2人の結婚を祝した。また、セレモニーでは飛行機を誘導する空港職員がバージンロードを歩いてくるミシェルさんを誘導するパフォーマンスをしたり、サウスウエスト航空の飛行機内で出されるスナックが配られたりと、とても協力的な対応をしてくれたそうだ。

ミシェルさんはメディアのインタビューに「12年前に私が6番手荷物受取所に立っていたことで、2人の娘達とも出会うことができました」と幸せそうに語っている。

画像は『New York Post 2019年4月23日付「Couple weds at airport baggage claim where they first met」(Fox News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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