米テネシー州の動物保護団体が先月30日、4つの耳を持つ子猫を保護したことをFacebookで報告した。3匹のきょうだいと一緒に捨てられていた子猫の両耳の内側には、それぞれ余分に小さな耳がついていた。現時点で健康上の問題はないと分かっており、同団体では準備が整い次第、飼い主を募集すると明かしている。米ニュースメディア『People.com』などが伝えた。
米テネシー州ウィルソン郡マウント・ジュリエットを拠点に活動する動物保護団体「トゥルー・レスキュー(True Rescue)」は先月30日、箱に入れられて捨てられていた4匹のきょうだい子猫を保護したことをFacebookで報告した。
スタッフらが子猫たちの健康チェックを行ったところ、1匹の子猫に違和感を覚えた。トゥルー・レスキューの運営責任者であるクリスティン・コンダイトさん(Kristin Condite)は、「子猫を1匹ずつキャリーケースから出すたびに、同僚は『何か耳が変じゃない?』と言っていました。よく見てみると、その子猫には耳が4つあったんです。正しい位置に2つと、後ろ向きに2つの耳があり、普通ではありませんでした」と話す。
生後8~9週で、体重約2ポンド(約907グラム)だったこの子猫は、通常より多く耳を持っていることにちなんで“オーディオ(Audio)”と名付けられた。オーディオの姿を捉えた写真には、普通の耳の内側に小さな耳がついているのが確認できる。この小さな耳は内側を向いており、通常の耳と向かい合わせになっていた。
4つの耳は遺伝子変異による影響だが、健康上の問題はないと言い、