動物園で自撮りした男性、横にいたペリカンの行動が爆笑を呼ぶ(中国)<動画あ…
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高圧電線にはおよそ1万1000ボルトの電圧が流れていたという。同じ場所で感電し、1人は軽傷、1人は重傷を負った後に死亡したことについて、専門家は「2人が倒れた位置に関係がある」と話している。女性は感電後に左側に倒れたため高圧電線からの距離が遠くなり、加えて雨合羽を着用していたことから身体は濡れていなかった。一方で男性は感電後に高圧電線に近い右側に倒れ、また雨合羽を着用しておらず全身が濡れていた。とはいえ1万1000ボルトの電圧で身体に電気が流れた場合、その電流はおよそ110ミリアンペアになり、身体が濡れていなくても危険な数値であることに変わりはないという。
なお、台中市政府法制局によれば、男性は電線に直接感電したのではなく、落雷によって電線が切断された数分後にそこを通過し感電したことから、電力会社に責任を追及することは難しいとのことだ。しかし停電の数分後に電気が復旧したことについて、電力会社側が電線の異常に対してすぐに措置を取っていれば、男性が倒れた後に感電することはなかったとされる。この部分について電力会社側に過失がなかったか詳しく調べる必要があり、また過失が見つかった場合は電力会社の賠償責任追求について遺族へのサポートを行う考えを示した。
画像は『自由時報 2019年5月20日付「大雨炸台中 男騎士遭掉落高壓電線電擊命危」(記者張軒哲翻攝)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)