このほど中国の江西省で、道路を走っていたバイクの運転手が垂れ下がっていた電線に首をひっかけて転倒。感電により死亡した。その光景について目撃した人々は、「なんと悲運。感電とはこんなにも恐ろしいもの」と口ぐちに語っている。
バイクにまたがり道路を走る人々。その中のいったい誰が、まさか頭上から電線が目の前に垂れてきて、自分の首がそれにひっかかることを予想しているであろう。中国・江西省九江市の武寧県で恐ろしい事故が起きた。ある幹線道路の上方に張りめぐらされている高圧電線の1本が何らかの原因で垂れ下がり、それが走って来たバイクの運転手の首に巻きついたのである。運転手は転倒よりむしろ感電が原因で死亡したとみられており、その体は瞬く間に炎に包まれ、その炎が倒れたバイクに引火。さらなる炎と煙、爆発音に包まれたという。
この事故で死亡したのはShaiming Liangさんという33歳の男性。通行人など目撃者は、高圧電線が垂れ下がっている中でLiangさんがそれに首をひっかけてしまったことを証言しているが、メディアの取材には震えながら「人の体から炎や煙が噴き出る様子はあまりにも恐ろしく、あの光景は一生忘れることがないでしょう」と語っている。
※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)