writer : sekihara

30分で250本が完売!  “高級食パンブーム”を牽引する「ラ・パン」とは? 店員が教える“並ばず買える”裏ワザ

確実にゲットしたい人には予約がお勧めだ。

「ラ・パン」武蔵境店

他にも、「ラ・パン」の高級クリーミー生食パンを食べてみたい人に朗報がある。「ラ・パン」のフランチャイズ1号店が、今年2月に大阪市大正区にオープンしたのだ。オープン初日は、宣伝をしなかったにもかかわらず開店前から長蛇の列で、開店わずか30分後に250本が完売した。現在「ラ・パン」は東京に3店舗、大阪に2店舗、京都に1店舗オープンしているが、今後もフランチャイズ2号店が東京で計画されているとのこと。店舗が増えればその分購入しやすくなるわけだが、店舗開発を担当する山下さんは「やみくもに店舗を拡大するつもりはありません。あくまでその地域に根付いた存在として、地域に愛される存在であることが第一です。私たちが目指しているのは、食べた瞬間に思わず笑顔になるようなパンです。多くの人に香りと口どけが最高のパンを届けることで、笑顔を拡散していきたいですね。」と語っている。

「ラ・パン」スタッフ

また5月には「ラ・パン」ブランドのオリジナルジャムが発売予定。スタンダードラインナップに加え、季節に適したジャムも揃う。さらに2種類のオリジナルバッグも発売される。オリジナルキャラクターがプリントされている普段使いもできるエコバッグと、黒をベースに「ラ・パン」のショップ袋にもある鍵盤があしらわれた折り畳めるショッピングバッグだ。

「ラ・パン」ブランドのオリジナルバッグ

「ラ・パン」で販売するパンは「高級クリーミー生食パン」のみ。サイズは1人でも食べきれる「S(1斤=440円)」、日常的に食べるのにちょうどいい「M(1.5斤=660円)」、アレンジもいろいろ楽しみたくなる「L(2斤=880円」)の3種類。食パン限定で販売するところに「ラ・パン」のこだわりと心意気を感じるが、その客層は8割が地域に住むリピーターとのこと。「ひとりひとりのお客様と自然体で対話することを大切にしています」と地域とのつながりを重視している「ラ・パン」、今後の展開が期待される。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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