日本最大級のパンのお祭り『パンのフェス 2016』が今年初めて横浜赤レンガ倉庫前広場で開催されている。全国から人気のパン屋が集結すると聞いて、パンに目がない記者は居ても立っても居られず、12日に会場を訪れた。

お昼頃到着するもすでに会場は大賑わい。両脇にずらりと並ぶパン屋のブースには老若男女の長い行列が出来ていたり、もう売り切れている人気店もある。パン好きの人の多さを改めて思い知らされる。

そんな中、パン屋ではないブースを発見。コーヒーとパンの良い香りにつられて立ち寄ってみると、大勢の人がコーヒーとパンを試食中だった。ここは『Panasonic BREND ＆ COFFEE STAND with AMAZING COFFEE』のブースで、Panasonicのホームベーカリーとコーヒーメーカーを使用し、会場でどんどんパンを焼き上げ、せっせとコーヒーを淹れて、来場者に提供しているとのこと。早速、記者もパンとコーヒーを受け取り味見してみる。パンはプレーンのパン・ド・ミだ。口に入れるとふんわりしているが、噛んでみると弾力性がものすごい。パン好きの記者にはたまらない噛み心地だ。そしてコーヒーは“コーヒーマイスター”の資格も持つEXILE TETSUYAさんが監修した『OMOTENASHI BLEND』。このコーヒーと一緒にパンを食べると、さらに香りも味も深まるようだ。

ブースの担当者に「サンドイッチ用の食パンもありますよ。ぜひ試食してみてください」と促され、こちらも食べてみる。口に入れて「全然違う！」と思わず声に出してしまった記者。同じホームベーカリーで作ったはずなのに、さきほどのパン・ド・ミとは食感がまったく違うのだ。サンドイッチ用に薄く切りやすくなっているらしく、パンのキメがずっしりしていて、しっとりしている。デモンストレーションで薄くきれいに切り分けられる様子を見ていた一般女性も「なかなかああいう風に薄く切れないのよねぇ」と感心していた。なんでも3月13日は『サンドイッチの日』とのこと。このパンなら好きな具材を挟んで食事として満足感がバッチリ得られそうだ。

実は記者も数年前に購入したホームベーカリーを愛用しているのだが、試食してみてホームベーカリーはかなり進歩しているのだと実感。今回ブースで配られていたパンを焼き上げていたホームベーカリー（SD-BMT1001）は、食パンやフランスパンはもちろんのこと、ごはんパン、マーブルパンやブリオッシュなどパン・ド・ミやサンドイッチ用食パンのほかにも、多数のメニューが搭載されている。自宅でパンを焼き上げているときの、部屋に漂うあの香ばしい匂いとアツアツのパンを頬張るときの至福のひとときは何ものにも代えがたい。またコーヒーメーカー（NC-A56）も4種類の味を簡単に淹れられてコーヒータイムが楽しくなりそうだ。

同社のサイト（http://panasonic.jp/cooking/bread_coffee/）ではEXILE TETSUYAさん考案のコーヒーレシピ6つと、それぞれに相性の良いパンが掲載されている。『パンのフェス』会場にはEXILEのライブ会場しか登場しない車『AMAZING COFFEE』トランスポーターが特別展示されていて、EXILEのグッズを身に着けたファンも多数足を運んでいた。EXILE TETSUYAさん本人も同日、来場していたそうだ。

『Panasonic BREND ＆ COFFEE STAND with AMAZING COFFEE』ブースでのパンとコーヒーの試食は、毎時00分と30分に開始される。パンはミルクジャムを塗ったサンドイッチ用食パンまたはパン・ド・ミのいずれかが提供される。また、感想と「#パンとコーヒー」「#パナソニック」をSNSにアップして、それをスマホなどで係の人に見せると、抽選に参加できる。記者も挑戦、1等のハンドブレンダーや2等のAmazing Coffeeオリジナルグッズは逃したものの、4等のパンや野菜の絵柄のオリジナルエコバッグを引き当て、得した気分で会場を後にした。

■パンのフェス2016 in 横浜赤レンガ
＜開催概要＞
開催日時　2016年3月11日(金) 13:00-20:30 / 12日(土) 11:00-20:30 / 13日(日)11:00-17:00
※パン販売ブースは各日17時まで
※時間は予定
会場　横浜赤レンガ倉庫前広場
入場料　無料
URL http://pannofes.jp/
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）