周りの住民らはこの警告に賛同の声をあげている。このマンションに住むリアム・カンバーズさんは「犬の糞がこんなふうに放置されているのは初めてじゃないけど、メッセージは初めてだね。いいと思う。飼い主は警告を受けるべきだよ。ゴミ捨てにも罰金が定められているのだから、こういう無責任なことをする飼い主にも罰金を科すべきだ。ここでは子供らも遊ぶし転んだりもするから、飼い主は責任を持ってほしい」と語っている。同じくマンション住民のケイト・ファーレルさんも「住民らがこのメッセージに賛同するのはわかるわ。私の息子もこのスペースで遊ぶから。息子は車椅子利用者だから、ここで手や膝をついて遊んでいるのよ。だから犬の糞が放置されていると汚いし不快だわ。でも今回、誰かがこうして警告してくれて嬉しい。ペットの糞を始末するのは飼い主として当然の責任よ」と口にする。しかしこのメッセージが立てかけられて以降も、犬の糞を拾いに来た飼い主はいないようだ。

このエリアで仕事をしているロリー・ラングさんは、「メッセージを作って印刷して立てかけて…という時間を考えると、明らかにささっと糞を片付けた方が早いだろうけど。でもこういう警告があることで、飼い主側もペットを飼う責任というものを再確認させられると思う」と話している。

画像は『Deadline News　2019年1月21日付「Fed-up resident posts warning signs next to dog mess threatening to chuck poo at culprit」』『Metro　2019年1月22日付「Someone’s leaving printed out signs next to piles of dog poo in public places」（Picture: Deadline News）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　エリス鈴子）