NHK大河ドラマ『西郷どん』最終回「敬天愛人」が12月16日に放送された。最終話では「江戸無血開城」により江戸を去った徳川慶喜(松田翔太)が久しぶりに登場、一緒に暮らすふき(高梨臨)から西郷隆盛の死を知らされる。ふき役の高梨が、インスタに「西郷どん。あいがとさげもした」とクランクアップで花束を贈られた時のオフショットを公開して反響を呼んでいる。
『西郷どん』前半の薩摩篇で、貧しい百姓・平六の娘だったふき(子役・柿原りんか)は若き西郷吉之助と出会う。身売りされようとするふきを救おうと奔走する吉之助の姿に「このような立派なお侍さまがいるのだ」と感動するのだった。だが吉之助の願い空しく、ふきは貧しさから身売りされていく。
その後ふきは転々とし、江戸編になって品川宿磯田屋で「およし」(高梨臨)として働いているところ西郷と再会する。西郷は磯田屋に通う「ヒー様」こと一橋慶喜(後の徳川慶喜)を探していたのだ。ふきはその後、慶喜に見受けされて側室となる。
今回の最終話で、ふきが「西郷様は皆をほうっておけなかったのだと思います。立派なお侍さんです」と慶喜に話す場面がある。その表情は子ども時代に出会った吉之助や、磯田屋に慶喜を訪ねてきた頃の彼を思い浮かべるようで印象深い。
高梨がインスタに西郷隆盛役の鈴木亮平と並ぶところを投稿すると、