イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】METガラに招待されるセレブ達 「楽しくない」「アナ・ウィンターの存在がストレス」の声も

その細かさやこだわりも反感を買う一因のようだ。また自分のお気に入りセレブは近くに座らせるよう手配するというが「アナと一緒のテーブルにつく側のストレスは大きい」ともっぱらの噂で、今年はセレブ数名がすでに出席を断ったと伝えられている。

「もうウンザリ」「退屈だし延々と続くだけ」「楽しくもない」―そういった不満もセレブのパブリシストから漏れており、このガラの人気が急降下している印象はいよいよ否めなくなってきた。

しかしアナが世界的に知られるファッション・ライフスタイル雑誌の優秀な編集長であることは間違いなく、真摯に、そして真面目に突っ走ってきたゆえに多くの業界人に信用される人物になったことは事実なのだ。かつてアナは、自身についてこう語っていた。

■指導力
「人は存分な反応を見せてくれるものよ。何をしたいのかハッキリとしたビジョンを持つ人間にはね。」
■スタッフ
「私は才能ある人々で周囲をかためている。自分の意見をしっかり持っていて、興味深い人達よ。」
■周囲の意見をシャットダウンしない
「いつもオープンな態度を維持すべく努力しているの。自分以外の人達が言うことにね。」
■絶対的自信をひけらかさぬ謙虚さ
「私は決して自分のことを『権力をもつ人間だ』なんて思わない。」

ファッション業界の重鎮という責任感もあってか、ガラでは頑張り過ぎて一部セレブを辟易させているアナ。しかし本職に真摯に取り組む彼女の威厳、そしてイエスマンではなく才能ある人材を大切にし周囲の意見にも耳を傾けるアナは、真のプロといえよう。30代で米国版『ヴォーグ』の編集長となったアナは、現在68歳。傲慢とも言われる彼女だが、それでも多くの人々がついて行くのにはそれなりの理由があるのだ。

画像は『British Vogue 2018年2月19日付Instagram「That special relationship.」(photograph by @darren_gerrish)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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