エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】NMB48・山本彩、舞祭組・千賀健永らが難題に挑戦 「一生懸命」な姿が心を打つ

千賀がX JAPANのToshlと『Forever Love』をコラボするのを見て「千賀くんの一生懸命さに震えた」という。

ただ、谷村はリハーサルで千賀を見て「右手でコードを弾く際に大変そうだった」と苦戦を明かしていた。千賀自身も「今までのピアノ演奏のなかで最高難度でした」というほどで、まだ一度も完奏したことがない状態で本番に臨む。リハーサルで谷村から「自分のペースでいいよ、ぼくが合わせるから」と優しく言葉をかけられ、「自分の中で変わることができた」という千賀。本番で彼を見守るように歌いかける谷村の姿はその言葉通りだ。

千賀は無事に演奏を終えるとしばし顔を上げられず、ようやく立ち上がると感極まって谷村とハグした。その光景にスタジオは大きな拍手に包まれる。

感想を求められた谷村は「何かにチャレンジしているっていうのは、それだけで胸がいっぱいになる」と答え、千賀とのコラボを「指先が震えているのが分かり、できるだけリラックスして、あれだけ練習したのだから皆に喜んでもらえるようにという気持ちで」歌ったという。彼が「今日はすごい良い演奏だったよね」と声をかけると、千賀も「ありがとうございます」と嬉しそうである。

それに続き“宿題”に挑んだのが、梅沢富美男、瀬川瑛子、武田鉄矢である。合計年齢「205歳」の3人が郷ひろみの『GOLDFINGER ’99』を完コピしようと真剣に練習を重ねて臨んだ。

本番では踊りに精一杯で、3人の歌がずれてしまう。なかでも「自分の脈拍より速いテンポはちょっと…」と話していた瀬川のパフォーマンスが際立った。

中居正広はステージを見終えると「最高! カッコいい!」「今年一番笑いましたよ」と大ウケするが、「笑っては失礼かもしれないけど、お三方が一生懸命やっているからですよ」と説明した。山本彩や千賀健永とはまた違う、大御所ならではの「一生懸命」なステージがスタジオを笑いに包んだのである。

番組最後のコメントで、谷村新司は「上手なものが必ずしも人の心を打つとは限らない。でも、下手でいいというものでもない。一生懸命にやってることが何よりも大事。今日は僕もそれを一番感じたし、とても良い刺激になりました」と話していた。

本番収録で、もし失敗してもやり直しは出来ないというコンセプトだからこそ「一生懸命」な姿が見られる。それが『UTAGE!』の魅力と言えるだろう。

画像は『山本彩 2018年3月29日付Twitter「間もなく20時~TBS『UTAGE!春のリクエスト祭り』放送です」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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