生徒のひとりであるチャド・シャーウッドさんは「先生に不幸なことが続いていたし、何とかして元気づけたかったんです。先生はゲーム『ZELDA』が大好きだって言ってたしずっとNintendo Switchを欲しがっていたから。先生は僕たちにとって最高の模範教師です」と話している。
マイケル君の高額な治療費のために、好きなゲーム本体を購入する余裕など到底なかったネイサンさんは、自分の家庭の事情を察した生徒らの深い思いやりに感謝し、このように語った。
「生徒らの温かい行為をとてもありがたく思っています。素晴らしいギフトをもらったという事実よりも、何より生徒らが私にしようとしてくれたその気持ちがとても嬉しいのです。彼らは私の家族が落ち込んでいると察し、少しでも楽しいことをして気分が和らぐように配慮してくれました。思いやりのある生徒たちがいるからこそ、私はどんなに辛くても頑張っていけるのです。」
チャドさんの父リックさんは「彼は素晴らしい教師です。いつも生徒らに前向きな姿勢を示してくれる。生徒らに打ち解けてくれて、全てをシェアしてくれます。とてもリスペクトできる先生です」とネイサンさんの人となりを絶賛した。
生徒らの思いやりがつまったプレゼントと励ましのメッセージが書かれたカードを手にして笑顔を見せたネイサンさんに、心配していた生徒らも少しは心救われたに違いない。このニュースを知った人からは「なんていい生徒たちなんだ」「息子さん早く良くなるといいね」「いい話だ」といった声があがっている。
画像は『KSAT abc12 2017年11月27日付「Students Surprise Teacher With Nintendo After His Toddler Son Is Diagnosed With Cancer」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)