こうした反社会的行為はハロウィンの日(10月31日)に起こったとされているが、これに対しアマンダさんは「息子はその日、外出はしていない」とディラン君の関与を否定し、さらにマーガレットさんの夫マイクさんがディラン君に叫んで抗議したことで警察にも通報したと述べている。一方でマーガレットさんは「夫は退院して家に戻ったばかりなのにうるさくされた。子供たちがうちの庭の小屋に上っていたので注意しただけだ」と話しており、両者は真っ向から対立しているのだ。
ランカシャー警察は「複数の苦情を受けた」として、これまでにも再三アマンダさん宅に注意喚起を促してきた。またブラックプール市議会スポークスマンも「警察と協力して問題解決に努めてきたが残念ながら収まらず、隣家に不快とハラスメントをもたらしたとして今回、“Community Protection Warning(地域保護警告 CPW)”を正式に発行しなければならなくなった」と語っている。
「自宅庭で子供がトランポリンで遊ぶことのどこが悪い」と言うアマンダさんに対し、「いやがらせ行為を受けた。トランポリンの音がうるさい」と不快感を露わにする隣家。対立が収まりそうになかったことから、市議会も度々の忠告の果ての最終手段として立ち退き警告を強いたのであろう。
このニュースを知った人からは「隣に老夫婦が住んでいるのなら、考慮してある程度は妥協しなければならないのでは?」「トランポリンを隣の家の壁から移動させたら済む問題だろう」「壁の向こうからバンバン音が聞こえてきたりしたら、誰だって不快になるよ」「隣人の迷惑を考えず自己中心的に暮らしている典型的な人たちだね」「トランポリンがどうのと言うけどこれってそれだけが問題じゃないのでは。息子の態度も悪いんじゃないの?」といった声があがっている。
画像は『Blackpool Gazette 2017年11月10日付「Eviction threat for Blackpool mum due to trampolining teen」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)