いい年齢の大人が幼い子供に対し、ご近所トラブルを理由にここまで過激なことをしてしまうとは…!?　60歳女の常軌を逸した行動が波紋を広げている。

この世の中がたとえ平和になったとしても、恐らく無くならないであろう「ご近所トラブル」。あまりにも怒り心頭に発すると、人はここまで善悪の判断力を失ってしまうのか。このたびカリフォルニア州で起きた、ご近所トラブルが発端となった傷害事件が人々を震撼させている。

ロサンゼルスから280kmほど近く北西に位置する、サンルイスオビスポ郡のグローバービーチで事件は起きた。この写真の女は60歳のジュリー・ローデヌイス（画像はsantamariatimes.comのスクリーンショット）。25日夕方、同じコンドミニアムに暮らす一家の7歳になる子供に対し、除草剤スプレーをその顔に吹きかけた容疑で逮捕された。

子供は近くの病院に救急搬送されて治療を受けたが、除草剤というのは人体に大変な害をもたらすことがあり、取り扱いには注意を要する農薬。身柄はグローバービーチ署からすでにサンルイスオビスポ郡の拘置所に移されたが、保釈のための条件としてローデヌイスに提示された額は10万ドルと高額である。ローデヌイスは過去にもご近所トラブルを幾度も起こしてきたが、やり口が過激になっていることから、検察側もこのたびは厳罰を求刑するものとみられている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）