番組は14日、『Will Aaron Carter Take the First Step to Recovery?』というタイトルでYouTubeにそのハイライト部分を紹介しているが、血液検査の結果は「HIVも陰性。クラミジア、淋菌および梅毒についても陰性です」とのこと。これにはアーロンも感激したのか思わず「オーマイガッ…」とつぶやいている。ただしアーロンを診察した消化器科が専門のホルヘ・ロドリゲス博士は「聞いて下さい。ここからがとても重要な部分です」として説明を続けた。
「あなたの体の免疫系システムは非常に脆弱で、カンジダ症をはじめとするイースト菌感染症と戦えるような状態ではないようです。」
予想していたよりずっと健康だったという事実に喜ぶアーロン。しかし薬物摂取に関しては抗不安薬として服用していたとされるベンゾジアゼピン、大麻の有効成分でもあるテトラヒドロカンナビノール、半合成麻薬とされる鎮痛剤オキシコドンに陽性反応が出たことから、医師はこれらを併用することの危険性を述べた。
この番組の出演はアーロンにとって健康面で大きな自信を取り戻す第一歩となったに違いない。若いだけに生活習慣の改善で免疫力もどんどんアップしていくことであろう。また、むやみに薬を服用するのではなく体調を見ながら上手に加減することの重要性も教わった。思い出されるのは、処方薬の過剰摂取により2012年に死亡した歌手で姉のレスリー・カーター(満25歳没)である。アーロンは彼女の死にひどくうちのめされていた。悲しいことだがそれを反面教師としていかなければなるまい。
画像は『The Doctors 2017年9月14日公開 YouTube「Will Aaron Carter Take the First Step to Recovery?」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)