子供たちが楽しそうに泳ぐ姿を、キースさんはプールサイドで椅子に腰かけ笑顔で眺めている。子供たちが帰った後は、ひとりで静かに泳ぎを楽しむこともあるそうだ。7年越しの近所付き合いがあるジェシカ・ヒューブナーさんは「キースさんとエーヴィーさんは、本当に素晴らしい人たちで子供たちにもよく接してくれました。キースさんは私の4人の子供を孫のように思ってくれていて、一緒に過ごす時間が大好きなようですよ。プールができてたくさんの子供たちがここに集まって来るので、キースさんは近所の子供たち全員を養子にしたような感じですね」と話している。隣人のジェイミー・マンダルさんも「プールができてからは、毎日ここに来ています」とすっかりキースさん宅の常連となっている。
キースさんは、プール使用に関して「子供たちが泳いでいる間は親や祖父母が一緒であること」を条件にしており「元判事としては、やはりルールは守ってもらわないと」と笑う。このニュースを知った人からは「なんていい人なんだ。いつか近所の人たちがキースさんに何かお返しできるといいね」「寂しさを乗り越えるだけでなく、コミュニティのためにプールを設置するというアイデアはなかなか出ないもの。すごい人だ」「心が温かくなるようなこんなニュースをもっと世の中に伝えてほしいね」といった声があがっている。
画像は『KARE 11 2017年8月13日付Facebook「Hard not to love this. At 94 years of age, Keith Davison has just installed a backyard pool.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)