英リーズ出身のクロエ・ケアリーさん(24歳)は、妊娠30週目の定期検診で超音波検査に映った我が子の姿に人生最大のショックを受けた。なぜなら両目を‟カッ”と見開き、まるでクロエさんを睨みつけているかのような表情だったからだ。
それに加えて両手は握り拳を作り、まるでクロエさんに突き付けているように見え、フィスト・バンプ(お互い拳を軽くぶつけ合う挨拶)を求めているようだ。
母親のクロエさんを驚かせた男の赤ちゃんは無事に昨年11月8日に生まれ、アーチーと名付けられて現在、元気に育っている。ふっくらとしたほっぺに青い瞳を大きく見開いたアーチー君の姿は、まさに超音波に映ったお腹の中の彼そのものだ。クロエさんは「アーチーが生まれた時に、検査の時と全く変わらない姿を見て、初めて会ったような気がしませんでした」と話している。
超音波検査の時にアーチー君が拳を握りしめていたのは、「お腹に押し当てられた冷たいマシンを押しのけようとしていたのだろう」とクロエさんは思ったという。
そしてクロエさんは当時のことを振り返り、「検査の時のアーチーを見て、初めは信じられないって思ったけれど、元気そうな彼を見て安心して泣き出してしまいました。そして検査技師から『これは本当に稀に見る姿だ』と言われ、見ているうちにだんだん可笑しくなって笑いが込み上げてきました。この子が大きくなった時に、その写真を見てどんな反応をするのか、今から楽しみです」と語っている。
昨今の超音波検査は、もっと鮮明にお腹の赤ちゃんを映し出す4Dという方法を選ぶこともできるが、お値段は少々高めのようだ。クロエさんとパートナーのアンディ・ヘイワードさんは「私たちは4Dスキャンを使わなかったけど最高の写真を手に入れることができました」と明かしている。
ちなみに昨年は、超音波検査によって映し出された胎児の姿が「まるでスポーツカー」のようだと話題になった。
出典:http://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)