writer : sekihara

賃貸住宅をDIYで自分好みに 大阪府内12,000戸が対象「団地カスタマイズ」 1月28日から申込受付開始

大阪府100%出資の公的団体・大阪府住宅供給公社が導入したDIY賃貸住宅「団地カスタマイズ」は、入居者が自由に模様替えできる賃貸住宅だ。DIY工事部分の原状回復義務は免除されるため、入居者は借りた部屋を自分の理想の部屋に近づけることができる。

たとえば、壁や天井を好きな色に替えたり、床を貼り替えることもできる。また、壁などに釘やビスを使って、棚を新しく設置したり、収納スペースの中にハンガーパイプを設置して、クローゼット仕様に変えてしまうことも可能だ。ほかにもキッチンで流し台に表面シート貼りつけたり、取手を取り替えたり、棚を新しく設置したり、トイレに手すりを設置したり、カーテンレールを取り替えることもできる。

自分にとって居心地良く、使い勝手の良い住居ならば、住みやすいのは言うまでもない。さらに自分であれこれ考えて自分の手で改修すれば、住まいに対する愛着も沸く。DIYのやり方が分からない人には、初心者向けのワークショップが2月に開催される予定だ。

DIY賃貸住宅「団地カスタマイズ」なら壁も好きな色にできる

対象住宅は大阪府堺市・大阪市・牧方市・寝屋川市・高槻市・岸和田市・吹田市などにある47団地の約12,000戸となっている。申し込み受付は1月28日より開始、現在、対象住戸に入居している既存入居者の申し込みも可能だ。詳細は「団地カスタマイズ特設サイト」(http://www.osaka-kousha.or.jp/oph-search/topics/Danchi_Customize/)にて確認を。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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