米メディア『Huffington Post』によると、花嫁となったのは同州にある動物保護団体「Pitties Love Peace」で働いているサラ・マルーク・クレインさんだ。彼女は犬が大好きゆえに、日々献身的に犬の保護や訓練、リハビリや里親探しに努力を惜しまない。
今回、エリザベスタウンで行われたウエディングのフォトシューティングにはブーケの代わりにサラさんの施設から仔犬が参加した。花嫁とブライズメイドの腕に抱かれる仔犬のショットは犬好きでなくとも、見る人の心を温かくさせる出来栄えとなっている。
写真を撮影したプロフォトグラファーのキャロライン・ローガンさんも「人生をかけて犬を救い保護しているサラさんの犬への愛情は、見ていて明らかでした。ご主人のマットさんと可愛い子犬たちが、新たな家族となって家庭を築いていくことは、とてもスイートでキュートですね」とコメントし、撮影に大満足だったことがうかがえる。
「私の毎日は、犬たちの保護や訓練、そしてリハビリなどとにかく犬に深く関わっています。だから結婚式にもブーケではなく犬というのが自然に思えました」と語るサラさん。実は夫となったマットさんもサラさん同様に犬好きで、今回のフォトシューティングには新郎&仲間で仔犬を抱いた姿が撮影された。2人は3匹の犬を飼っているが、今回その犬たちも一緒に撮影に参加した。
仔犬たちはやんちゃ盛りということで式には出席しなかったものの、楽しい写真撮影を終えた新郎&新婦とゲストたち。その喜び溢れる様子は、キャロラインさんの写真を見ているとよく伝わって来る。
なお、ウエディング写真に参加した仔犬たちの数匹は、里親となる引き取り手を待っているところだという。
動物好きの心優しいカップルによる、心温まるウエディングフォトシューティングは大成功となった。みんなと同じじゃつまらないという気持ちはあっても、「ユニークなウエディング」というのは、実際になかなかアイデアが浮かばないこともあるのではないだろうか。
サラさんの中では犬はもう人生の一部。愛するものの一つである犬と大切な人たちに囲まれてのウエディングは、良き思い出として心に残っていくに違いない。
出典:http://www.huffingtonpost.com
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)