writer : ac
豪クイーンズランド州タウンズビルを拠点に、爬虫類の捕獲を専門に行っているジェレミーさん。写真はこのたび捕獲したアメジストニシキヘビ
タウンズビルから車で約50分かけてジェレミーさんが現場に到着すると、ヘビはすでにワラビーの体の半分を飲み込んでいた
ワラビーを襲ったのは体長3.3メートル、体重8~10キロと小さなアメジストニシキヘビで、ワラビーの体の最も太い部位に達する前に飲み込むことを諦めた
ワラビーを吐き出したヘビ。もしこの個体がワラビーを飲み込むことができたとしても、消化するには大きすぎるし、逆にヘビが死んでしまう可能性もあったという
ジェレミーさんはヘビがワラビーを吐き出すのを待って捕獲。現場から数キロ離れたサトウキビ畑に、畑主の許可を得たうえで放したそうだ
ブラジルのある川で2023年2月、全長5メートルほどのオオアナコンダが撮影される。オオアナコンダの口の中に別のアナコンダの頭が見えており、いったん食べたヘビを吐き出していた
2022年2月、米フロリダ州で絶滅危機種に指定されている「リム・ロック・クラウン・スネーク(Rim rock crown snake、またはTantilla oolitica)」の死骸が発見される。希少なヘビはムカデを飲み込んでいる最中に死んだようだった
南アフリカのクルーガー国立公園で2022年、若鳥が死んだヘビを丸飲みしようとしたところもがき始めた。ヘビが大きすぎたためで、若鳥は飲み込むことも吐き出すこともできずにいた
タイで2021年8月、体長約4.6メートルほどのビルマニシキヘビが家畜である牛を丸呑みして死んでいるところを発見された。ヘビの腹部は破れていたという