writer : ac
誰もが羨むような、大きな青い瞳を持って生まれたアレトリアちゃん(現在生後11か月)。生後7か月を迎えた今年5月に深刻な病気が見つかった
アレトリアちゃんは家族や親戚の中で唯一、大きな青い瞳を持って生まれてきたそうで、両親は美しい娘の瞳を自慢に思ってきたという
「毎日6、7回は、見知らぬ人から娘の目の美しさを褒められたものよ」と当時を振り返るルイーズさん。ところが大きくグレーがかった青い瞳には病気が隠されていた
先天性緑内障とは、生まれつき隅角と呼ばれる房水を排出する部位が未発達のため眼圧が上昇し、視神経が圧迫されてしまうもので、アレトリアちゃんは非常に深刻な状態だった
手術後1か月間は毎日、6回の目薬が欠かせず、1週間は目を覆うための眼帯をつける必要があり、小さなアレトリアちゃんにとっては痛みとの闘いの日々が続いた
先天性緑内障と診断がついた時、アレトリアちゃんの両眼はすでに視力の低下が始まっており、右目は現在、5%の視力しかないという