writer : ac
首が後ろに反り返り、体がアルファベットの「Z」の形に曲がってしまっていた19歳の男性が今年、北京大学第一医院で2度の手術を受けた。今後も手術が予定されているが、立つことが可能になった
手術を受ける前の江さんの学校での様子。椅子の上に上半身をのせているが頭は後ろに反れていて、この体勢を続けるのはつらそうに見える
ベッドの上で本を読む手術前の江さん。骨が大きく湾曲し、臀部が突き出しているようにも見える。母はそんな息子のために、必死で治療してくれる医師を探していたという
手術前(上)と5月25日の1回目の手術後の江さん。首が後ろに180度反っていた術前と比べると、大きな進歩が見られる
手術前(左)と5月25日の1回目の手術後のCTスキャン。曲がっていた骨が伸び、首の位置が大きく違うのが良く分かる
1回目の手術後の江さん。それまでは立つことができなかった江さんだが、なんとか首を上げてつかまり立ちができている
8月6日、病院で“座った状態”で19歳の誕生日を過ごすことができた江さん。そばで見守る王医師に、母は「王医師が第二の人生を与えてくれたのです」と語った
背骨が弓なりに曲がっていた中国・湖南省永州市出身のリー・フアさん。2019年に行われた4度の手術が成功し、まっすぐに立てるようになっていた
首が90度曲がったパキスタンの13歳少女。2022年に2回の手術を受けて、首はまっすぐになっていた
首が後ろに反って硬直したブラジルの男性。2021年に「今のところ手術は考えていない」と明かし、障がいに屈することなくチャレンジする姿がメディアに伝えられた