writer : ac
浙江省の杭州市児童医院で、臀部から約10センチの“尻尾”のような突起物が生えた赤ちゃんが誕生。小児脳神経外科の副主任である李奇峰医師が、60万人超のフォロワーを持つ「抖音」でシェアして話題となった(『儿科老李医生 抖音「臀部小尾巴」』より)
赤ちゃんの臀部のみを映し出した動画の一部。ちょうど割れ目の真ん中あたりから長さ10センチ、直径5ミリ未満の突起物が生えていた(『Metro.co.uk 「Baby born with four-inch tail growing from its back」(Picture: AsiaWire)』より)
突起物は骨がなくて柔らかく、まるでネズミの尻尾のようだ。実は“偽の尻尾”だそうで、医師は脊髄が上手く作れなかったことによる「二分脊椎症」という神経管の先天異常を疑った(『Metro.co.uk 「Baby born with four-inch tail growing from its back」』より)
医師はMRI検査で、赤ちゃんが脊髄係留症候群であることも確認。尻尾の切除手術については言及していないが、出生時は無症状でも成長とともに症状が表れる場合があるため、注意深い経過観察が必要になるという(『Metro.co.uk 「Baby born with four-inch tail growing from its back」』より)
ブラジルで2020年、豚の尻尾のような約6センチの突起物が生えた女児が誕生し「非常に珍しいケース」として医師を驚愕させていた(『news.com.au 「Brazilian baby girl born with 6 cm long tail」(Picture: Journal of Pediatric Surgery Case Reports)』より)
医学雑誌『Journal of Pediatric Surgery Case Reports』に2022年1月、臀部から尻尾が生えた女児の症例が掲載された。女児はメキシコで誕生し、尻尾はすでに切除されたという(『New York Post 「Baby girl born perfectly normal ― except for ‘extremely rare’ tail」(Jam Press)』より)
医学雑誌『Journal of Pediatric Surgery Case Reports』に2021年3月、紐状の突起物の先にボールのような球体の“尻尾”を持つブラジルの男児の症例が掲載された(『New York Post 「Baby born with rare tail gets his ‘ball and chain’ removed」』より)