王妃の欠席を正式に伝えた。
宮殿の広報担当者は、声明で「医師の指導に従い、季節性肺感染症からの完全回復を目指し、感染リスクを最小限に抑えるため、陛下は今週末の追悼行事に出席しません」と述べ、次のように続けた。
「このことは王妃にとって大きな落胆であるものの、彼女は来週早々公務に復帰したいと考えています。」
現地メディアによると、カミラ王妃の容態は悪化しておらず、問題はないとのことだ。周囲の人々に感染症を移すリスクを最小限に抑えるため、外出しないよう配慮したそうだ。
カミラ王妃は現在、英ウィルトシャーに所有する自宅で医師の指導のもと療養している。早ければ来週にも仕事に復帰し、今年のブッカー賞候補作家を招いて、クラレンス・ハウスでレセプションを主催する予定だ。
なお、チャールズ国王は現在もがん治療を続けているが、体調は安定しており、「フェスティバル・オブ・リメンバランス」と「リメンバランス・サンデー」の追悼セレモニーには通常通り出席する予定だ。
また、キャサリン皇太子妃(42)は9月にがんの化学療法を終了したことを報告し、その後徐々に王室公務に復帰している。
バッキンガム宮殿は8日に声明で、皇太子妃が「フェスティバル・オブ・リメンバランス」と「リメンバランス・サンデー」の両イベントに出席すると発表していた。
画像は『The Royal Family Instagram「Each year in the grounds of Westminster Abbey a ‘Field of Remembrance’ is created」「The King, as Commander in Chief of the Armed Forces, salutes The Cenotaph after laying a wreath on behalf of the nation during the annual Service of Remembrance on Remembrance Sunday.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)