インドで、ある女性が自ら雇った殺し屋により殺害されるという奇妙な殺人事件が起きた。女性は、娘の素行が悪く手に負えなくなったため、刑務所を出所したばかりの男に殺害を依頼した。しかし女性は、思わぬミスを犯してしまったことが明らかになった。インドのニュースメディア『India Today』などが報じた。
印ウッタル・プラデーシュ州エータ地区のキビ畑で現地時間10月6日、女性の絞殺死体が発見された。女性は地元に住むアルカさん(Alka、35)で、アルカさんが帰宅せず、彼女の夫ラマカントさん(Ramakant)は警察に行方不明届けを出していた。
警察によれば、アルカさんは17歳の娘の異性関係に悩まされていたという。娘は数か月前に地元の若者と駆け落ちし、その後、彼から引き離されてアルカさんの実家で祖父母と暮らすことを余儀なくされた。しかし娘は、しばらくして別の男性と電話で頻繁に連絡を取り合うようになった。
そんな娘を心配したアルカさんの兄弟が、娘を連れて帰るようにアルカさんに連絡した。その報告に激怒したアルカさんは、娘の殺害を決意し、強姦罪で10年の刑期を終えて出所したばかりのスバーシュ・シン(Subhash Singh、38)に連絡を取り、