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ノルウェーの首都オスロを出発し、スペインのマラガへ向かっていたスカンジナビア航空(本社・スウェーデン)の機内で、配られた食事からネズミが飛び出し、キャビン内で見えなくなった。ネズミは様々なものをかじる習性があるため、機内機器が損傷する可能性があったことから、同機は予定航路を変更し、デンマークの首都コペンハーゲンに緊急着陸した。英国放送協会『BBC』などが報じた。
スカンジナビア航空の旅客機が現地時間9月18日、珍事が発生し緊急着陸した。
ノルウェーの首都オスロを出発した「SK4683便(エアバスA320-200型機)」は、スペインのマラガに向かったが、デンマークの首都コペンハーゲンの北西上空を飛行中にトラブルが発生した。機内食の提供が行われている最中、食事トレイを開封した際にトレイの中からネズミが飛び出した。
その後、ネズミはキャビン内に姿を消した。通常、飛行中にネズミを目撃することはほとんどない。というのも、ネズミは何でもかじってしまうので、電気配線や機内設備の損傷を防ぐため航空会社は通常、げっ歯類が機内に入り込まないよう厳重な対策を取っているからだ。非常に珍しい出来事だが、