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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「ネズミに食べられた」泥酔して家畜小屋で寝た女性、両脚を失うことに(露)

同施設では彼女の兄弟に連絡を取った。ヘルピング・ハンド・シェルターの責任者オルガ・シルヤエワさん(Olga Shiryaeva)は、このように語っている。

「マリナさんは何も持っておらず、行くところもありません。しかし彼女はどこへ行くにも抱っこしてもらい、オムツを替える必要があります。それで私たちは彼女の兄弟に連絡しましたが、『彼女とはもう何年も話していないし、もう二度と連絡しないでくれ』と拒絶されてしまったのです。また、彼は『これはマリナが自分で選んだ道だ』とも言ってました。」

介護が必要な身体になってしまったマリナさん。施設が彼女の兄弟に連絡するも、拒絶されてしまったという(『The Mirror 「Homeless woman loses both legs after ‘rats ate them’ when she fell asleep drunk」(Image: Head of homeless shelter Olga Shiryaeva/Newsflash)』より)

そんな状況にもかかわらず、マリナさんにとってお酒を断つのは非常に難しいようだ。オルガさんは、「もし今のマリナさんに『お酒を飲みますか?』と尋ねたら、『うん、グラスに注いでおくれ』と答えるでしょう」と明かしており、また彼女は喫煙もしているという。今では施設内で友人も増え、少しずつ回復を見せているマリナさんだが、不幸にも同施設は防火に関する違反を指摘されており、当局から閉鎖を命じられている。そのため、今後のマリナさんの行く末が心配されているようだ。

ちなみに主要な統計データを公開するポータルウェブサイト『Statistica』で2021年の人口調査によると、ロシアではおよそ1万1300人のホームレスがいるが、国内のアルコール依存症者はそれよりもはるかに多く、深刻な社会問題になっている。また2023年にはロシアのニュースメディア『The Moscow Times』が、国内で購入された蒸留酒は23億リットルに上ると報じており、前年度2022年の22億リットルを上回り過去最高の記録だったという。

画像は『The Daily Star 「Drunk woman falls asleep in farm yard and wakes up to horrifying discovery」(Image: Head of homeless shelter Olga Shiryaeva/Newsflash)』『The Mirror 「Homeless woman loses both legs after ‘rats ate them’ when she fell asleep drunk」(Image: Head of homeless shelter Olga Shiryaeva/Newsflash)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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