キャサリン皇太子妃が、近衛歩兵連隊アイリッシュガーズに手紙を送り、「トゥルーピング・ザ・カラー」の最終リハーサルに出席できないことを謝罪した。皇太子妃はアイリッシュガーズ大佐を務めているが、がんの治療中であるため「大佐の視察」を行うことができなかった。アイリッシュガーズの公式SNSは、リハーサル当日の朝に受け取った手紙を公開している。
バッキンガム宮殿は現地時間5月30日、キャサリン皇太子妃が6月8日に行われる「大佐の視察(Colonel’s Review)」に欠席することを正式に発表した。
「大佐の視察」は、15日に開催されるチャールズ国王の公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」のリハーサルにあたり、祝賀祭でパフォーマンスをする王室師団の兵士や馬の優秀さについて最終的な審査を行うものだ。
キャサリン皇太子妃は2022年、ウィリアム皇太子から近衛歩兵連隊アイリッシュガーズの大佐の役職を引き継いだ。
通常であれば、大佐である皇太子妃が今回のリハーサルを視察する予定だったが、3月にがんの治療中であることを公表し、回復するまで王室公務は休むことになった。そのため今回は、ジェームズ・バックナール中将が皇太子妃の代理として視察官を務めることになった。
そんな皇太子妃がアイリッシュガーズに手紙を送り、