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仏ノルマンディーでの追悼式典に出席した。国王が海外を公式訪問するのは2月にがんを公表して以来、初めてのことだ。
記念碑前に到着した国王夫妻は、エマニュエル・マクロン仏大統領とブリジット夫人から歓迎を受けた。4人は握手をして挨拶を交わすと、記念碑に追悼の花輪を献上した。
式典では退役軍人がスピーチを行い、当時の話を聞いたチャールズ国王とカミラ王妃が涙をぬぐう場面も見られた。
その後、国王が壇上に立ち、80年前に従軍した人々に向けて「我々は、あの重要な時期に従軍したすべての人々を偲ぶとともに、最も深い感謝の念を抱いています」と述べ、こう続けた。
「英国をはじめとする連合国の男女の世代は、その試練に直面する瞬間が来ても決してひるまなかった。これは我々と全ての自由な国々にとって、なんと幸運なことであっただろう。」
そして自らの命を捧げて闘う決意をした人々を、こう称えた。
「ノルマンディーの浜辺で、彼方の海で、そして頭上の空で。わが軍隊は、戦時中の傑出した世代に特徴的な資質である、謙虚な覚悟と決意により、任務を遂行したのです。」
その後、上空では英空軍によるフライパスト(追悼飛行)が行われ、式典の幕が閉じられた。
画像は『The Royal Family Instagram「At the British Normandy Memorial in Ver-sur-Mer,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)