誕生後間もなく、実の母親によって生き埋めにされた赤ちゃんが救出され、奇跡的な回復を果たした。発見されたのは埋められてから約6時間後とみられており、医師らは新生児の強靭な生命力に驚愕したという。オープンアクセス医療ジャーナル『Dove Medical Press』で今月3日に公開されたケースを、ケニアのネットニュース『Daily POST』などが伝えた。
東アフリカに位置するウガンダである日のこと、23歳の女が一人で出産し、まだへその緒がついたままの女児を自宅近くの庭に埋めてしまった。
女の家族が普段と違う“異常”に気付いたのは午前11時頃で、庭に血痕を発見し、救急隊に通報した。
駆けつけた救急隊は、点々と続く血痕をたどり土の中に埋められていた女児を発見。女児に触れると四肢がわずかに動いたが、呼吸には問題があったという。
女児が土の中に埋められていたのは6時間ほどとみられており、発見当時は全身に切り傷や青あざがあり、身体が冷えて皮膚は青紫に変わっていたそうだ。
緊急を要すると判断した救急隊はすぐに女児の身体に付いた土を取り除き、へその緒を切って胎盤から切り離す処置を行っており、