インド北部の小さな村で今月8日、生まれて間もない赤ちゃんが土の中に生き埋めにされた状態で見つかった。泣き声を聞いた夫婦は、土の中から突き出した小さな手を見つけ、それを掘り起こした。赤ちゃんはその後、病院で手当てを受けたという。英ニュースメディア『The Daily Star』などが伝えている。
インド北部ウッタル・プラデーシュ州カンプール・デハット地区の小さな村で8日夕方、農業を営むラジェシュ・クマールさん(Rajesh Kumar)と妻ニーラムさん(Neelam)が帰宅途中に赤ちゃんの泣き声を聞いた。
不思議に思った夫妻が声の出所を探したところ、乾燥し石がゴツゴツした地面の中から小さな手が突き出していたそうで、土を払いのけ赤ちゃんを掘り出した。赤ちゃんは男の子だったという。
当時の様子はカメラが捉えており、赤ちゃんはうつ伏せの状態で埋められ、抱き上げられると土まみれの小さな手足を動かしていた。また誕生後すぐに捨てられたと思われ、長いへその緒と胎盤がついたままだった。
その間、夫婦の周囲には村人が続々と集まってきたようで、通報を受けて地元警察も駆けつけた。そして黄色い布に包まれた赤ちゃんは、