イタリアのスキー場で3月下旬、時速100キロの非常に強い風が吹き、スキー客数名が乗ったままリフトの運行が停止された。座席が当時、振り子のように揺れる様子はカメラが捉えており、SNSで拡散すると衝撃が広がった。スキー場のニュースを伝えるネットサイト『SnowBrains』などが伝えた。
イタリア北西、チェルヴィニア(マッターホルン)のスキー場で3月28日午後3時過ぎ、時速100キロの強風が吹き、プラスチックのフード(カバー)が付いたスキーリフトが振り子のように揺れる様子が動画に収められた。
カメラは座席がクルクル回転し、まるでおもちゃのように巻き上げられる様子が映し出されており、撮影者でXユーザーの「Mr C Geo and PE」さんは当時のことをこのように説明していた。
「我々が乗る直前にリフトは閉鎖された。怖い! 数人はリフトに取り残されていて、座席数台は明らかに突風による損傷を受けていた。」
現地の情報によると、同スキー場の午後3時頃の風速は時速約20~30キロだったものの、約15分後には時速100キロに変化したそうで、同リフトに友人のバーナビー・ダニングさん(Barnaby Dunning)と一緒に乗り、40分間動きが取れなかったというステファニー・バートさん(Stephanie Burt)は、