空気を入れて大きく膨らませたエアー遊具は、トランポリンのように遊べることから子どもたちに人気だ。しかしこの遊具で子どもが遊んでいる最中に強風が発生し、固定具が外れて上空へ飛んでいってしまう事故が発生した。この事故で大人3名、子ども4名がケガをしたと『The Sun』などが伝えている。
ベラルーシ北部アレクサンドリアで今月10日、11日に「Kupala Night Festival」が開催された。様々なイベントが行われる中、子ども用のエアー遊具が設置され多くの子が遊んでいた。
ところが突然、強風が吹き荒れると複数あったうちのお城型のエアー遊具が地面から離れ、上空9メートルの高さまで巻き上げられてしまった。当時の様子を捉えた映像には、滑り台型のエアー遊具がクルクルと回りながら空高く浮かぶ様子が映っている。固定されていた他の遊具も地面を這うように動いてしまった。
これに現場はパニックとなり、周囲で見守っていた大人たちが子どもたちを助けようと駆け寄ったという。
目撃者のアレシャさん(Alesya)は「エアー遊具に乗っていた男の子が、文字通り転がり落ちるのを見ました。大きなケガは無かったようですが、とても怖がっていましたね。遊具の1つは風船のように私たちの上を飛んで行き、フェンスを越していきました。2つ目も近くのテントにぶつかってガラスが割れてしまい、テントにいた人はそれで足をケガしてしまったようです」と当時の様子を明かした。
別の目撃者であるディミトリーさん(Dmitry)も「本当に一瞬の出来事でした。強風が吹き荒れ、子どもたちが遊んでいた遊具が固定されていた場所から外れてしまったのです。子どもたちは恐怖で泣いていました」とパニックに陥った現場の様子を語った。
現場にはすぐに救急車が到着し、